安定化に取り組めるところが一人で切り盛りする環境に適していると思い導入を決めました。が、なにより直売を大切にしています。ワンオペ農業のため負担はありますが、苦労や思いなど野菜が育つまでのるのが強みです。利用者から「トマトが苦手な子どもが田村さんのトマトだけは『おいしい』と言ってよく食べるのよ」と聞くと、生産者としてとても励みになります。らおうと、妻とも協力して加工品事業にも挑戦し、ジャムを販売したいです。また、年間を通して直売で新鮮な農産物を届けたいです。地域に喜ばれる農産物を届けようと着実に歩みを進める田村さん。農業にひたむきに向き合う姿をこれからも応援していきます。軌スー跡を自身の言葉で伝えられりんきん トーリQ誰から農業を教わりましたか?A就農前から父を手伝い、「多摩川梨」の花粉付けや剪定など、作業の流れは把握していましたが、本格的な技術や考え方は改めて父の背中を見て学んでいきました。また、JAの講習会で勉強したことは、農業を営む上での自身の基盤となっています。Qどんな品目を作っていますか?A主力の梨や施設で栽培するトマトの他、露地野菜など栽培しています。中玉トマトの品種「フルティカ」や「アバランチーノ」などは、業者と連携してデータに基づいた液肥管理を行っています。梨の最盛期以外にも利用者に喜んでもらおうと野菜にも力を入れています。Q栽培のこだわりはありますか?A7年前の雪害で梨棚は大きな被害に遭いました。歴史ある「多摩川梨」を守ろうと情報収集を重ね、早期成園化を目指せる梨の「盛も土ど式し根こ圏け制御栽培」にたどり着きました。苗木を直接地面に植えず、地面に敷いた遮根シートの上に、培土を盛り栽培する技術です。日々管理がしやすく、品質のQどのように販売していますか?A自販機や地方発送を行いますQ今後の抱負を聞かせてください。Aより多くの利用者に喜んでも取材を終えて多摩区中野島田村 英喜さんストーリー14ているので、ぜひご覧ください。父の体調の変化を機に、代々続く農地を守ろうと16年前に就農を決意した田村英喜さん。今号では、約20㌃の畑で10品目ほどを栽培し、一人で切り盛りする農業で生産にかける思いを届けていく田村さんに話を聞いていきます。Famer's Voice休日には、青壮年部や消防団の仲間など多業種の方とゴルフを楽しんでいます。JA職員をはじめ年代や環境の異なる人たちとの出会いは私の大切な財産となっています。インスタグラムの更新もがんばっ直売で伝える軌跡 「地域の食卓」を支えたい
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