5昨年夏から始まった「令和の米騒動」。政府備蓄米も出回り、お米の価格について多くの議論が交わされました。市内および全国各地の農家が努力や工夫をして育てたことへご理解をいただけたら幸いです。水分量が多く、炊き上がりがつやつやでみずみずしい新米。ぜひセレサモスで市内産や提携JAが取り扱う精米したての新米をご賞味ください。特集 おいしいお米ができるまで ~川崎市内の稲作~特集 おいしいお米ができるまで ~川崎市内の稲作~「米」という字は、稲の穂の形を模して作られたといわれています。縦と横で表現され、特に「88」の作業を経て作られることを表すそうです。また、おにぎりは弥生時代の中期にはすでに食べられていたことが遺跡の発掘調査で分かっています。1987年には石川県能登半島で、日本最古の「おにぎりの化石」が発見されました。の詳しい様子は今号の9ページで紹介しています。取り分ける「脱穀」、もみから玄米を取り出す「もみすり」の工程を経て管理・貯蔵され、その多くが精米されてセレサモス乾燥させた稲はその後、稲からもみをなどの店頭に並びます。なお、今号の作業工程は研修や体験のため、ほぼ手作業で行いましたが、市内お米生産者の多くが田植え機や稲刈り機(一部コンバイン)、脱穀機などを活用しています。米の豆知識Ceresa No.338CeresaNo.338新採用職員らと稲刈りする役員天日で乾燥させるはさ掛け
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