JAセレサ川崎 Ceresa 2025年11月号
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JAは10月14日、「中学校給食事業登録出荷者の圃場見学会」を開き、市や市学校給食センターの職員、栄養士らの見学を受け入れました。同見学会は、7月に同事業登録出荷者が市南部学校給食センターを訪問したことがきっかけで企画。出荷者より「次は給食調理に携わる職員に農産物を育てる現場を見てほしい」と声をかけ実現しました。当日は高津区や宮前区で野菜や果樹を生産する出荷者3人の畑を視察。出荷者は施設や露地栽培の現場を紹介し、どのような思いで給食に使う農産物を育てているかなどを伝えました。見学を受け入れた高津区の森清行さんは「給食調理に携わる職員に野菜を育てる現場を見てもらうとても良い機会になった。相互の理解を深めることができたので、これからも安全安心な農産物を届け、信頼に応えていきたい」と話しました。かわさき地産地消推進協議会は10月21日、「かわさきそだち地産地消月間」における活動の一環として、市内の公立保育園に向けた企画「今日のおやつは『かわさきそだち』~お芋のお届け便~」を実施しました。同協議会は、生産者と消費者の距離が近い都市農業の特徴を生かして、新鮮で安全安心な市内産農産物の生産を進めることなどを目的に活動。本年度より、10月からの2か月間を同月間に設定し、パンジーの「地掘り」や寄せ植え体験、ハーブの摘み取りなど地産地消に関するさまざまなイベントを企画しました。当日は、市とJAの職員合わせて4人が幸区の河原町保育園など3園を訪問。麻生区で収穫体験を開く黒川東芋掘会が育てたサツマイモ「ベニアズマ」を合計約サツマイモは各園で調理し、おやつとして園児らに提供されました。保育園でも地産地消今日のおやつは「かわさきそだち」学校給食を支える農家と給食センター   相互の理解を深める1010サツマイモを手にする河原町保育園の園児ら出荷者(左)が施設キュウリの生産現場を案内生産にかける思いを伝える出荷者(左)どのサツマイモにしようかな?35㌔寄贈しました。

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