花卉部幸中原支部は9月10日、中原区の全龍寺で、第43回花供養祭を行い、部員や役職員ら21人が参列しました。当日、部員らは日頃より花に携わる者として、摘み取られ生活の糧となった花の霊を慰めようと一人一人祈りをささげました。読経後は住職の栁周峯さんから、「命」の意味や人ならではの感謝や思いやりに関する説法があり、参列者は熱心に聞き入りました。参列した大久保巌副組合長は「彩り華やかに人生に喜びを与えてくれる花に感謝するとともに、生産者の皆さんの花に対するひたむきな姿勢に敬意を表したい」と伝えました。同支部の田中修支部長は「これからも部員一同、花き生産に励む他、花供養祭を途切れさせることなく続けていきたい」と話しました。JAは敬老の日を前に、本年度に百寿を迎える正組合員8人に記念品を贈りました。9月10日は、大久保巌副組合長が高津区末長の大久保きみさんの自宅を訪問。「すてきな笑顔で我々も元気がいただける。これからもご活躍ください」とお祝いの言葉を贈りました。大久保さんは、亡夫と半世紀以上トマトやキュウリ、ホウレンソウなどの栽培に従事しました。当時では珍しい直売所を開設し、持ち前の明るさを生かして売り子を担当。利用者の「新鮮でおいしい」との声を励みにして続けてきました。大久保さんは「今は息子に農業を託し、気楽に生活しています。デイサービスも楽しいのでこれからも元気で過ごしていきたい」と話しました。黒川地区の畑で市内プロサッカーチーム川崎フロンターレのU-15等々力に所属する中学1年生の選手17人にダイコンの種まきなどを指導しました。一連の作業を体験することで、選手に「食」の大切さを知ってもらうことが目的。本年度は全3回の作業でダイコンとカブ、小松菜を栽培します。なり、ダイコンの畝立てやマルチかけ、種まきなどを実施。坂本職員は時折クイズなどを交えながら作業の内容を丁寧に説明しました。力して上手にできた。次も楽しみ」と笑顔を見せました。JAは9月21日、食農教育の一環として麻生区同食農教育は、秋冬野菜の種まきから収穫まで当日は、都市農業振興課の坂本毅職員が講師と作業を終えた選手は「大変だったけど仲間と協花卉部幸中原支部祈りをささげる 将来のスター候補に食農教育百寿のお祝い笑顔で迎える花の霊に祈りをささげる田中支部長(左)と大久保副組合長声をかけ合いながらマルチをかける選手笑顔で記念品を受け取る大久保さん(左)1010
元のページ ../index.html#10