JAセレサ川崎 Ceresa 2025年9月号
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JAは8月28日、セレサ組合員カレッジ同法人は、市内の廃食油を回収・精製して製造す当日は、廃食油が石けんとして生まれ変わるまで受講者は「市なお同講習花卉部馬絹支部は8月17日、宮前区の泉福寺で107回目となる花供養祭を行い、部員やJA役職員ら43人が参列しました。同供養祭は、1919年から途切れることなく続く行事で、毎年8月17日に実施。当日参列者は日ごろから花に携わる者として、生活の糧として摘み取られた花の霊を慰めるために焼香し、祈りと感謝の気持ちをささげました。吉田恵一支部長は「『馬絹の花供養塔』が昨年、市の地域文化財に選ばれ光栄の思い。我々の生活を支える花々や伝統を受け継いできた先輩方に改めて感謝したい」と話し、梶稔組合長は「日々を彩る花とともに生産者に感謝の意を表したい」と伝えました。JAは8月25日、高津支店でそ菜部夏季講習会を開き、部員や職員ら34人が出席しました。同講習会は、栽培技術向上を目指し、より高品質な農産物の生産につなげることを目的として定期的に開催しています。当日は、土壌・肥料について研究すOfficeFUJIWARAの藤原俊六郎氏が「野菜畑の土づくりにおける土壌診断と堆肥の役割」をテーマに講義し、堆肥の施用効果や土壌診断を活用した施肥設計などについて説明。その後、営農支援課の鈴木友和職員が「早野研究圃場における野菜分野の取り組み」をテーマに、麻生区早野にあるJA研究圃場で実施した「トマトのジャスモメート液剤の防除効果」や「白ナス品種の果実袋被覆が果実外観品質に及ぼす影響」などについて報告しました。同部の小島仁志部長は「品目に合わせた土づくりを心がけ、学んだ新しい技術を広めていきたい」と話しました。STEP3の第1回講習会を開き、受講者6人が川崎区塩浜にあるNPO法人川崎市民石けんプラントの工場を見学しました。同講習会は、准組合員向けに協同組合についてより深く理解してもらうことを目的に開催しています。るリサイクル石けん「きなりっこ」の普及に取り組む他、バイオディーゼル燃料を作るなどCO2削減に貢献。市の「かわさきSDGsゴールドパートナー」に認証されています。の工程を見学。地域で回収される資源の循環について学びました。内で出た廃食油が形を変えて石けんになることを初めて知った。今後は環境にやさしいものを使っていきたい」と話しました。会は、協同組合の理解促進と認知度向上が認められ、2025国際協同組合年事業に認定されています。る   准組合員が石けんプラントで資源循環を学ぶ花供養で祈りささげるそ菜部夏季講習会を開催 栽培技術の向上を目指す1010祈りをささげる吉田支部長石けんの製造工程を見学する受講者研究について報告する鈴木職員講義を聞く部員ら

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