JAは6月9日、麻生区黒川の田んぼで川崎信用金庫の役職員と「農業チャレンジ研修」を開きました。同研修は今年が国際協同組合年であることにちなみ、JAが信金に声をかけて実現。互いの職員に市内農業への理解を深めようと田植え体験を行いました。当日は、青壮年部柿生支部の部員による指導の下、梶稔組合長と信金の堤和也理事長をはじめ、両組織の新卒採用職員ら合わせて約100人が田植えを実施。JAと信金の役職員が一列となり、県推奨米「はるみ」を丁寧に植え付けました。その後、ホテルモリノ新百合丘で座学を実施。組合員対策室の弓削田勝室長が講師となり、新卒採用職員らに市内農業と国際協同組合年について講義しました。梶組合長は「今日の参加者には農業の大変さ、すばらしさの両面を感じてもらえたと思う。これからも信金と同じ地域の協同組合として切磋琢磨しながら、川崎の発展に尽くしていきたい」と話しました。JAは6月6日、出荷者の意思統一や出荷意欲向上、交流を図ることを目的にセレサモス出荷者大会を本店で開き、出荷者とJA役職員合わせて約80人が参加しました。セレサモスは、麻生店と宮前店合計で年間約60万人が来店する市内農業のPRにおける最大の拠点。同直売所を支える出荷者の一年間の慰労も兼ねて同大会を開催しています。当日、梶稔組合長は「昨年度は天候不順など農産物に悪影響もあった中、皆さんの高い生産技術のたまもので売り上げ目標を達成することができました。本年度は手数料率の変更などありますが、新たな奨励施策を設けますので出荷者の皆さんとJAでセレサモスを盛り上げていきましょう」とあいさつしました。その後、販売対策部販売課の郷野郷司課長が令和6年度の実績を発表し、同部の澤田恵子部長が昨年立ち上げたセレサモス出荷者運営委員会で検討を重ねたさまざまな施策を報告。最後に、梶組合長が出荷部門別売上の上位者を表彰しました。協同組合間連携川崎信金と田植えチャレンジ一年の労をねぎらうセレサモスの出荷者に 88堤理事長(左)や新卒採用職員と田植えする梶組合長(左から2番目)座学で発表するJAの新卒採用職員野菜部門の受賞者花き・植木部門の受賞者果樹部門の受賞者畜産・加工・工芸品部門の受賞者
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