JAセレサ川崎 Ceresa 2025年7月号
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園芸研究家●成松次郎アグリチャレンジ!Let’s!15 Ceresa No.334※関東南部以西の平たん地を基準に記事を作成しています。(NPK 各成分10%)約200g を土とよく混合します(図1)。その後、ベッド幅70~80cm の平畝を作り平らに80cmとし、条間を45cm2条として、株間約25cm で1か25cm で植え付けます(図3)。徒長気味の苗はやや深植地中海沿岸が原産地で、肥大した茎は特徴のある香りがします。主に肉や魚料理に使われ、葉はハーブとして魚の臭い消しにも使われます。「フェンネル」は英語、イタリア語では「フィノッキオ」、和名は「イタリアウイキョウ(茴香)」です。生育適温は10~20度で冷涼な気候を好み、耐寒性のある野菜です。栽培が容易な作型は、中間地では7月中下旬から8月下旬に種まきし、晩秋以降に収穫期を迎えます。春まきも可能ですが、種まきが遅くなると生育後半の高温長日で花芽が形成され開花します。ル」(各社)、または単に「フェンネル」(各社)と呼ぶ品種があります。「ナポリ」(トキタ種苗)は日本で改良され、茎の肥大に優れ作りやすい品種です。スティックタイプの「スティッキオ」(トキタ種苗)は小指ほどの肥大した茎は歯切れの良い食感を楽しめます。まいてよく耕します。1週間前に堆肥約2kg、化成肥料ならしておきます。まき、本葉3枚の頃に間引いて1本立ちにし、本葉4、5枚までポットで育てます(図2)。じかまきではベッド幅70~所5、6粒まきます。じかまきの場合は、種まき後は不織布で覆い、強雨・強風対策をしておきます。えにし、株元を土でしっかり押さえましょう。植え付け後は虫害や強風雨対策に透明寒冷しゃなどのトンネルがけをしておくと安心です。種まき・苗作り 苗作りでは、25連結ポットなどのセルトレーに5、6粒追肥・かん水追肥は月に1回、化成肥料を1平方 m 当たり約50g を品種株元が肥大するフェンネルには「フローレンスフェンネ畑の準備植え付け2週間前に1平方 m 当たり苦土石灰200g を植え付けポットで 育 て た 苗 は ベッドに 条間45cm2条、株間与え、土寄せします。畑の乾燥が続くときは、十分にかん水をします。目安です。夏まき秋冬取りでは約500g(こぶし大)の大きさのものも収穫できますが、とり遅れて裂球しないように注意してください(図4)。収穫収穫は肥大した茎の太さが7、8cm(約300g)の頃がフェンネル個性的で爽やかな味と香り

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