JAセレサ川崎 Ceresa 2025年6月号
9/24

果樹部は5月13日、本年度より始動した「ぶどうグループ」1回目の活動を多摩区菅稲田堤の白井正壽さんの畑で行い、部員と職員ら合わせて14人が参加しました。JAでは、部員に向け梨の栽培講習会などを定期的に行いますが、ブドウは先人から伝わる方法や独自に調べた方法で栽培する農家が多数。組織体制の見直しに向けアンケートなどを行ったところ、「ブドウ栽培も品質の安定化を図りたい」という声が多く、初代グループ長に白井さんを任命し同グループを発足させました。当日は、県農業技術センターの笹田昌稔主査とJAの北見丘営農技術顧問がブドウの新梢管理や房づくりにおける注意点などを説明。その後、全員でジベレリン処理後の摘房状況を確認しました。白井さんは「ブドウ栽培は一年で結果が出る。情報を共有し合い、市内全域のレベルアップを図っていきたい」と話しました。高津グループ協同活動運営委員会は5月21日、高津支店と久地駅前支店で地域貢献活動の一環として地域住民らにエダマメ苗を無料配布しました。この取り組みは、JA事業を周知する他、地域住民に野菜栽培の楽しさに触れてもらおうと昨年に引き続き企画しました。久地駅前支店では、同委員会の河原則夫副委員長をはじめ委員や職員が協力し、先着50人に苗2種類と栽培マニュアル、栽培日記を配布。開始前から苗の配布を待ちわびていた一人一人に、栽培のポイントを説明しながら丁寧に手渡しました。利用者は「地域との一体感が感じられる取り組みだと思う。初めてのエダマメ栽培を楽しみたい」と話し、河原副委員長は「多くの人にJAを知ってもらうきっかけとなればうれしい。ぜひご家庭でエダマメをたくさん収穫してほしい」と笑顔で語りました。ラムで令和6年度JA共済優績組合表彰式を開きました。績を収めた延べ286JAを表彰しました。中でも当JAは、最高位のJA共済大賞に次ぐ13JAに贈られる特別優績表彰を2年連続で受賞。この他、普及活動の内容に秀でた38JAに贈られる普及活動特別賞を受賞しました。ざまな事業活動を通じて、地域の皆さまの豊かな暮らしに貢献してまいります。JA共済連全国本部は5月15日、東京国際フォー表彰式では、同年度の共済事業で特に優れた業JAでは今後も、共済事業をはじめとするさま 高津支店・久地駅前支店地域住民にエダマメ苗を配布果樹部ぶどうグループ設立品質向上目指すJA共済優績組合表彰特別優績表彰を受賞99白井さん(中央)の説明を聞く参加者表彰状を受け取る梶稔組合長(左)Ceresa No.333Ceresa No.333エダマメ苗を配布する委員ら

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る