ルト女性部★青壮年部 部員紹介ゥイン ク ル幼少期、いとこがスカートを作ってくれたことに感動し、洋裁に興味を持ちました。就職先のデパートで仕立て部門に配属され、「私も作ってみたい」と洋裁学校に入ることを決意し、知識と技術を学びました。卒業後は、洋裁工場に勤めドレスなど多くの服を仕立てました。その経験を生かし、35年ほど前に自宅にアトリエを構え、洋服のリフォームなどを請け負うようになりました。利用者の希望に添えるよう作業し、喜んでもらえることにやりがいを感じながら、忙しい日々を送っていました。その後、自身のペースを大切にしたいと看板を下げた頃、友人が「何かに使えないかしら」と着物を持ってきました。友人の思い出が詰まった着物を見て「現代の暮らしに合う形でよみがえらせることができたら」と思いクッションにして手渡すと、とても喜んでくれました。気付けば友人たちが着物を持ち込むようになり、今では「着物リメーク」が生活の一部となりました。作業の際には、友人の顔を思い浮かべ「どんなものが好きか?どんな色が似合うか?」など想像を膨らませ洋服やクッションへと新たに作り替えています。丁寧に糸をほどき、一針一針心を込めて作り、出来上がった品を手渡すとみんな笑顔を見せてくれることがうれしく、私の生きがいとなりました。着物リメークは、私にとって創造する楽しさだけでなく、友人たちへ感謝の気持ちを形にする手段となっています。そして、アトリエは「たまり場」です。友人たちとお茶を飲み、他愛もない会話で笑い合える大切な場所です。これからも着物リメークとたまり場を大切にし、友人たちと過ごす時間と絆を守っていきたいです。ト ゥ インク16がモデルや会場設営、司会など全てを取り仕切ってくれ、多くの観客が集まってくれたことがとてもうれしかったです。また現在は、柿生支部コーラスグループの衣装を制作しています。私が作った衣装を着てさまざまな場所ですてきな歌声を披露している仲間たちを見ると、誇らしい気持ちとなり「私もがんばろう」と元気をもらえます。これからは、若い人とのつながりをさらに増やし、女性部が活気に満ちあふれることを願っています。柿生支部 に は「 あすなろ会」という後継者の会があり、20代の頃から加入し活動を楽しんでいました。40歳を過ぎた頃、女性部 へ 移行し、多くの思い出と仲間ができました。印象 に 残 っ て いるのは、15年ほど前に 新 百 合 丘 支 店 でファッションショーを 開 い た こと で す。私が作った服を紹介するために仲間たちEnjoy!CERESA 〜女性部柿生支部〜女性部 柿生支部鈴木 のり子さん(麻生区五力田)針と糸で紡ぐ感謝の輪針と糸で紡ぐ感謝の輪 アトリエはみんなの アトリエはみんなのたまり場たまり場
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